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多摩ねこ日記~1002

2015.10.04

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ゴン & ナナの所に行ってみましたが、珍しく2匹には会えませんでした。2匹共、どこかの草むらに移動していたようでした。おぃちゃんは働き者です。いつも体を動かしてなんらかの作業をしている方です。今日は物干しを作るための柱にと木を切り、その木の皮をきれいにはぎ取っていました。こうして表皮をとり除くと虫がつかないのだそうです。そして、よく乾燥させてから使うのです。

少し離れた場所にある水門の下には、いつもサビ柄の猫が1匹居ます。そばにはサイクリングロードがあり、ロードバイクに乗って行きかう人がチラッと横目で見ては通り過ぎて行きます。いつも単独で寂しそうに感じますが、夕方やって来る猫おばちゃんをひたすらじっと待っているのです。

本日の多摩川 (後方は永田橋)

しばらく移動すると深い藪の中に複数匹の比較的若い猫がいます。普段は釣り人くらいしか足を運ぶことのないような草木が生い茂った場所です。そこに居るのは、皆それぞれ個別に捨てられた猫たちです。猫おばちゃんが避妊・去勢手術をして人目につかないようにお世話をされています。
お会いする度に何かしら猫の病気に関する質問を受けます。今日も現場で出会ったので、しばらくは厳しい環境に身を置く猫たちの話題で意義のある時間を過ごせました。

今日はホームレスのおばちゃんにもお会いしたかったし、鹿児島出身のおぃちゃんとも会えるかなと思っていましたが、お互いの都合もあり次回にもち越すことになりました。
東京羽村市~あきる野市~福生市を巡回しました。