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多摩ねこ日記~1119

2016.09.30

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青い空と黒い雲が混同する不思議な空模様の一日。川崎市川崎区~幸区~中原区を移動しました。今日は会いたかった20数匹の猫の殆どの様子を伺うことができました。

シロのおぃちゃんがいた所の猫たちも、まめに給餌に来られている方のお蔭で元気そうでした。
周辺の猫も定期的に来る方や通りがかりに立ち寄ってくれる人をその時間になるまでじっと待ち続けています。しかし、天候が悪いと食べ物にありつくことが難しくなります。
そんな訳で天気の悪い日の猫たちのためにと顔見知りのおぃちゃんに猫フードをお渡ししておきました。

よくお世話をされている男性からもそれぞれの猫の様子や生い立ちなどをお聞きできました。「この子はボスで・・」とキジ白のオス猫を指されました。言葉ではよくボス猫と言いますが、本当の意味でのボス猫はそう滅多にいるものではありません。
しかし、その雰囲気は「そうかも知れない」と思わせるものでした。実際にどのくらいに周りの猫たちからの信頼を得ているのかを私は詳しくは知らないのですが。

いつも姿を見る黒白の老猫もゆっくりと時間を過ごしていました。歳のせいか、コンクリートの階段でよく眠るようになりました。

この辺りでは17:00になると、どこからか童謡の「あかとんぼ」が聞こえてきます。横笛を何本も前カゴに積んだ自転車でやって来ては古くからの童謡歌の独奏が続くのです。
給餌まではしませんが、猫に優しい方なんです。