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多摩ねこ日記~1141

2016.12.02

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この時期になると、どの猫も人目につきにくい安全な場所を探して貴重な陽だまりを楽しんでいます。イシマツ(♂)も犬の散歩を警戒しながらもゆっくりと移動して落ち着ける場所を探しているようでした。姿は見えませんが、おぃちゃんは小屋のそばでアルミ缶をつぶしているようです。カチャカチャと乾いた音が聞こえます。

ライオンマルも頑張って生き抜いています。長毛のため夏場は大変そうですが、この時期は周囲の猫と比べてわりと平然としています。それでも夜はかなり冷えるのですが。

夕方近くになると、おぃちゃんの帰りを(給餌)草むらでじっと辛抱強く待っている猫と出会えます。でも、今日必ずしも食べ物にありつけるかどうかは分かりません。おぃちゃんの稼ぎが厳しい所にはフードを配りながら巡回しました。日頃から挨拶代わりに世間話をしているとおぃちゃん達の事情が分かるのです。

今更でもないのですが、犬の散歩をしているマナーの悪い飼い主さんの多いこと多いこと。猫の存在に気づくとわざと犬をそばまで近づけます。また、誰かがお世話をしていても同様です。
目に余って、やんわりと注意を促すと、しかとするか逆切れです。「ここで猫を飼ってるほうが悪いんだよー」「てめーが餌をやって猫を増やしてるのか」と殆どの方が足並みを揃えたように注意した犬のことを猫にすり替えたワンパターンの暴言になります。その9割以上が女性です。

我が家のカミさんも、こういった事はほぼ毎日の事です。人とのトラブルはその後においても気分の悪いものです。他のボランティアの方もそうでしょうが、そんな精神的な気苦労を理由にすぐにやめてしまうのが大半のようです。
身銭をきって捨て猫を慈しみ、その上に他人から理不尽な言葉で罵倒されてはたまりませんよね。