小西修の動物ドキュメンタリーBLOG

河川敷の身を切るような底冷えする寒さを知らない私です。
住宅地で味わう寒さをはるかに上回るものがあると思います。
そのような場所に暮らさざるを得ないおいちゃんたちや猫たち。
また、重い荷物を運びながらそこに通ってくださる小西さんご夫妻。
ご報告を見るたびに涙が出てしまいます。
お疲れでしょうし、それにお忙しいのに、こうして知らせてくださり、本当に感謝いたします。
本当にありがとうございます。

ねこやしき様
多摩川は市街地より風が強いこともあり、体感温度は季節にもよりますが２～３℃下がります。さらに上流地域は２℃くらい下がります。この時期に気の毒なのは雨の日の宿を持たない猫ですね。// 逆に夏は日陰が少ないことから市街地より体感温度は高くなります。様々な雑菌や感染菌を媒介する虫などが繁殖するので、それが猫を苦しめることになったり、命とりになる場合もあります。// 猫の病気、他なんらかの出来事はいつも突然ですから、日頃からなるべく多くの猫などを見るよう心がけています。

今日もこれから雨が降ると言う。多摩川の河川敷に生きるおいちゃんや猫たちを思うと胸がつまります。
小西さんご夫妻も河川敷の上流から下流、両岸へと本当にご苦労さまです。
風邪や怪我にくれぐれもご注意くださいませ。
今年もよろしくお願い申し上げます。

きのこ様
年末年始はおぃちゃん達も稼ぎがなく(業者が休業)猫ボラさんも限られた方以外は見えませんので、何日も食べることのできない猫が広い範囲の河川敷に散在します。なかには食べ物を探すために行方不明になってしまう猫もいます。その場合には何らかの他の悪条件も重なった場合と考えられますが。// ただでさえ厳しい環境にいる猫に、その日その時と状況などがめまぐるしく変っていくので気がかりなことの多い日々です。

年末に、亡くなったチー坊は、十三年十月のカレンダーに載っていた猫でしたね。体に油をかけられたり大変な中、小西さんに助けられ１4年7カ月家猫になり沢山の思い出と共に涙が溢れますが、最期は家族に見守られながら、天国へ旅立つ事が出来て、チー坊はとても幸せだったと思いますヨ。１4年7カ月は思い出がありすぎて、虐待されていた頃と重ね、こみ上げてくるものがあると思います。チー坊の冥福をお祈り致します。合掌。

キタ様
お気遣いありがとうございます。カレンダー、そうですね。チー(当時の名)の周辺の環境を「怪しい」と思いつつ取材を続けていた頃の写真です。その直後に「このままだと殺されてしまう」と判断して我が家に保護しました。多摩川ではイカの塩辛や腐りかけた焼きそばなどを食べていたようで、毎日の食べ物はなかったようです。ユニークで個性的な性格だったこともあり、たくさんの思い出をつくってくれました。

我が家の外ネコミーちゃんハウスに、湯たんぽとホッカイロを入れて、我が家のエアコンは室外機の風がハウスに流れるかと、と思うと足元のストーブだけにしています。
本当はミーちゃんを捕獲して病院に連れて行きたいけれど、私の手足が障害があり、捕獲器もうまく使えません。
この寒波の中、多摩川河川敷は、さぞ寒かろう....小西さん、美智子さん、ご苦労さまです。