2017.12.04
移動の途中にヤタのおぃちゃんと会いました。ヤタ(♂)は河川の氾濫時にはしっかりとおぃちゃんに守られ濁流にのまれることなく元気に過ごしています。いつものように外に出ることもなく、テントの中でおとなしく過ごしていました。
おぃちゃんは数100m下流側でも主を失った名無しのキジ白柄の2匹の猫のお世話もずっと続けていました。しかし、それは残念なことに2匹とも10月23日早朝の増水で流されてしまいました。
食品と猫フードをお渡しして次に移動しました。
10月の増水直後には行方が分からなかったコレとおぃちゃん。おぃちゃんは無事に避難していて、今日はあの日以来久々にお顔を見れました。
でも、悲しいことにコレ(♀)は流されていました。
れい 2017.12.05(火) 06:55 修正
コレちゃん、キジ白の猫ちゃんたち・・・悲しくて言葉もありません。もし増水が昼間だったら、人も猫も増水に早く気づいて逃げられたのではないか、とよく考えます。それは上流のダム放流時間と関係するのかもしれませんが。
今、多摩川河川敷は、台風21号があったことを忘れたかのような日常の賑わいが戻っています。バーベキューする人たち、野球する少年たち、ゴルフ練習にいそしむ人たち。
でも、あの日犠牲になった人たちや、コレやキジ白猫たちのほかの猫たちのことを思い、哀悼する人も多くいてほしい。そしてゲンちゃんやまだ行方不明の猫たちも、どこかで元気でいてほしいです。