東京都多摩市~稲城市~府中市を回りました。昨日立ち寄った地域に軽度の鼻気管炎にかかった猫がいたので、その場所も伺いました。たまたま、おぃちゃんがご飯を与えるタイミングだったのでちょうど良かったです。他の猫にも感染している可能性が高いので全員がフードに混ぜた薬を口にしてくれました。下流域の雪は少しずつ解けつつありますが、中流域には深い雪がたっぷりと残っています。
気の毒なのは棄てられて間もないと思える猫で強い警戒心をもっている猫です。人間に虐められていたのでしょうか。
所在なく食べ物を探していてもそう簡単に食べ物があろうはずはありません。おぃちゃん達が面倒を見ている猫のおこぼれしか無いのですが、そのおこぼれさえも皆無に等しいと思えます。
今日も視線の30m 先に雪の中から普段は見かけない猫が姿を見せました。随分とお腹を空かせているようでした。しかし、おぃちゃんと目が合った瞬間に全速力で深い雪の中に姿を消してしまいました。跡を辿ってみると、その猫の足跡は雪の深さ約40cmほどの位置についていました。
そんな訳で猫の頭部と胴体が通過した跡が雪の溝となって雑木林の奥まで残っているのです。雪と木々の枝にはばまれてとても人間の足では踏み込めない場所です。
こうした猫たちのことを想うと気の毒でなりません。おぃちゃんは雪が解けたら小さな猫小屋を置いてやるよと言っていました。
I.M. 2018.01.25(木) 09:34 修正
大雪で寒さの厳しい中、そんなときも「猫に小屋を置いてやるよ」という広く温かい心の持ち主に感謝です。