中流域の藪の中に生きる猫たちの所を伺いました。ここでも猫たちを手厚く見守る方々がいらっしゃいます。今日は風の強い河川敷でしたが、風を遮断する雑木林の中に入るとポカポカと温かく感じます。
そこを離れてからおぃちゃん達に会いました。先ほどの藪の中の猫の数が少なかったのでその事を訪ねると「最近、ゴルフクラブで猫を狙って石を打つやつがいるらしい。だからあまり猫が出て来ないのだろう」と言うのです。
私は何かあるといつも複数の方からの情報を集めてから判断をします。その点、他に会えた方からのこの件についての情報は聞けず、今日のところは定かではありません。
八王子市~あきる野市~福生市を移動しました。
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約一週間ほど前、我が家のカミさんはいつもの巡回コースにいるフトミケ(♀)を保護し病院に搬送しました。鼻気管炎をこじられていたようで、まさに瀕死の状態たったそうですが、確かに3月上旬は寒暖差が激しいうえに雨も降ってフトミケにとっては災難だったようです。
カミさんは保護すべくキャリーを準備して連日その場所に通ったものの、毎日顔を出していたフトミケはぱったりと姿を見せなくなったそうです。重い症状を確認しているカミさんは過去の経験もふまえて「死んでいる可能性もある」と半ば諦めもあったようですが、私でも同じようにそう思ったことでしょう。
ところが、その後のキャリーを準備していない日に限ってフトミケが姿を現したのです。カミさんはその時の写真を私に見せてくれましたが、それ相当に酷い有様でした。もう絶対にすぐに病院に連れて行かないと、それこそ今日死んでしまうと判断できるものでした。
そこで、カミさんは自転車に積んでいた透明のビニール製の大きな家庭ゴミ出し用袋にタオルなどの敷物を入れ、その中にフトミケを入れてそれを左手に持ち、片手運転で傘もささずに雨の中を病院に急いだのです。こんな格好で猫を運ぶのは前代未聞、またそんなゴミ袋を片手に全身びしょ濡れで来院する人も病院にとっても開業以来だったことでしょう。とにかく、一刻を争うこととはこういう事なのです。
あれから約一週間経った今にしてやっと自力で食べることができるようにまで回復したそうです。残念ながら白血病だったようですが、かなり回復しています。まだ退院できる状態ではありませんが、フトミケの命が繋がったことについてはとり合えずホッとしています。
ねこ 2019.03.16(土) 11:00 修正
フトミケに対する奥様の行動に頭が下がるとともに涙が出ました。
白血病とのことで厳しい状況と思いますが、
放置されたまま寂しく亡くなる状況を脱したことはよかったです。
本当にありがとうございます。
少しでも回復し、少しでも元気に暮らせるよう祈ります。