血液検査、他3日間の精密検査を終えたミケ(♀)を迎えに行きました。幸いにも特に深刻と思える案件はありませんでしたが、右前肢の関節付近の骨折が発見されました。(画面ではよく分かりませんが)。
右と左の前肢を軽く握って触診をすると右前肢が明らかに太く感じます。骨折の付近に体液が溜まっているとの事でしたが、これは薬で痛みと共に抑えようということになりました。
また、同じく右前肢の爪と肉球に通常では考えにくい損傷がありました。院長によると、強い衝撃を受けたときに骨折と同時に損傷したのだろうという事でした。いくら高齢であっても今のミケのゆっくりとした日頃の動作では猫が勝手に骨折することはあり得ません。なんらかの人為的な原因があったものと思えます。
そんな訳で骨折部分用の経口鎮痛剤と爪の損傷部分の薬を毎日自宅で投与します。
今まで多摩川でミケのお世話をされていた方々が骨折に気付かなかったのは、後肢のふら付きがあるために歩く度に体全体が微妙に揺れて見えることから気付くことができなかったのだと私は思います。
ミケは0歳のときに多摩川に捨てられ、すでに26歳です。ミケがまだ若い頃から事あるごとに私なりに見守っていましたが、今回のような河川敷の環境の変化があったとはいえ、まさか我が家で暮らすことになるとは夢にも思いませんでした。これも何かの縁でしょう。
今はぐっすりと眠っていますが、ミケにとって不安のない穏やかで静かな環境で暮らせるよう努めていきたいと思っています。
(医療費 =¥30.450) 保護猫 アイヨ(♀)の薬代(¥9.820)
七海2018 2019.05.12(日) 06:36 修正
ミケちゃん、0歳から多摩川で生活して26歳にして初めての家猫生活なんて、
今まで過酷な状況でも優しい方々に見守られて頑張ってきたんですね。
骨折は何者かに虐待された?こんな高齢猫に何て酷い事を…。
こらからは小西様ご夫妻の元で穏やかに暮らせるので、ミケちゃん、良かったね。
他の猫達も保護して下さる方が決まった猫達が沢山いて安心しました。
まだ現地にいる6匹の猫達も幸せを掴めるよう祈ってます。