電車と徒歩でハコ(♀)のおぃちゃんの所に行きました。小屋には立ち入り禁止の黄色いテープが張りめぐらされていました。これは、もうすぐ解体されるという事です。おぃちゃんは体力に限界を感じ、今は市街地に住んでいてもうすぐ福祉を受けられるのだそうです。
ハコは箱の中で過すのが大好きです。それを見越したおぃちゃんが傍らの木の上にプラスチック製のカゴをくくりつけてくれました。やはり、ハコはそこが風通しも良くとてもお気に入りの様子でした。
おぃちゃんはいなくなりましたが、今までどおり2~3人の方が通って来て下さるので、これといった心配は特にありません。
私がこの場所を初めて訪れたのは1998年頃だったかと思います。当時は5人のおぃちゃんがそれぞれ小屋掛けして住んでおられました。当時はカラ(♂)・シロ(♀)・サクラ(♀)・チビ(♂)がいましたが、カラとチビは直に姿が見えなくなりました(死んでしまったと思えます)。
おぃちゃん達も月日の経過とともに心身に限界を感じて施設に入っていきました。サクラを可愛がっていた方はアパート住まいが可能だったので、桜を連れて行きました。後に私はアパートを訪れたことがありますが、贅沢はできないにしても、一人と一匹の生活はとても幸せそうに映りました。
2008年7月と10月に遺棄されたペケとタロウの面倒を見ていた方も今となっては施設に入られて数年経ち、お元気なのか、どうなのかも何も分かりません。
その頃にはハコやトラもいました。
シロも13歳まで頑張って生きましたが、2016年6月に保護された先で死にました。
そのうちにトラは行方不明になりましたが、その後にラビ(♂)が加わり、現在はラビ・ハコ・ペケの3匹です。
タロウは少し離れた場所に移動してそこで暮らしています。そして、ペケは全く別の場所からご飯のときだけ通ってくるのです。
そして、5人のおぃちゃんは全員いなくなりました。
ややこしくなりましたが、月日の経過とともに状況は少しずつ様変わりするものですね。
ソマトラタマ 2019.08.23(金) 10:41 修正
カゴを設置してくれたおぃちゃんの優しさに泣けてきます。
多摩ネコに愛情を注いでくれたおぃちゃん達に感謝しかありません。