ゴン(♂)など複数匹の猫がいる所に立ち寄りました。この場所には遺棄されて間もないオスの老猫がいて、生きていくための縄張りの争いにゴンが立ち向かっているようです。
ゴンにとっては新参者は本能的には追い払いたいところでしょう。一方、新たに遺棄された猫も生きていくために必死でやり過ごしていてストレスも多いことでしょう。
想像するに、長い間家ねことして飼われていてやがて年をとったときにある日突然捨てられる猫というのもとても可愛そうなことです。辺りにはタヌキなどの野生動物もいて、見たこともない風景の中に放り出されていつも気を張り詰めていないと生きていけません。そんな訳でその警戒心は相当に強く、ある程度人馴れするには長い時間が必要でしょう。
できるものなら、どんな猫でもすぐに引き取ってあげることができれば良いのですが、お世話を続けておられる方々はいずれもすでにご自宅にたくさんの保護ねこがいて、常にいっぱいいっぱいなのは言うまでもない事です。だから、今できることを皆さんで一生懸命続けておられるのです。
ここでも給餌の時は争いにならないように場所を分散させたりといろいろとその日によって工夫したりして気遣ってお世話をされています。
しばらく移動して五体不満足なタマ(♀)の所に行ってみました。最近は食べる量が少し減ったとの事でしたが、それでも元気そうで途中で何度が転倒しながらでも歩いて来て食べていました。
やはり、今日も少し食べてからまたお気に入りの場所に帰っていってしまいました。
ねこ 2021.04.11(日) 22:41 修正
遺棄された猫が不憫でなりません・・・。
昨年、コロナ禍でペットブームなどと意味不明なニュースが流れましたが、案の定、飼うことを放棄するクズが大量に湧いているとのこと。
これは、日本のペットの販売方法にも大きな問題があると思います。
人間がいる限り、不幸なペットはいなくならないのでしょうね・・・。