9月の長い連休は河川敷は普段と違って、たくさんの人達が集まってBBQをして飲んで騒いで楽しんでいます。
5日間、猫達にとっては緊張の連続です。
草むらで一日の半日以上身を潜めているのですから・・・辛抱強く耐えてくれて・・・すまないなと思いつつ私も猫達の安全確認をしながら見回りました。ひっそり隠れていてもお腹は空いて空いてしょうがありません。
連休中は私が来ると同時に草むらから恐る恐る腰が引けたまま出てきて、後ろを振り返っては餌を食べ、音に怯えながらも大きな口を開けて飢えて食べました。そしてまたすぐに草むらの中に飛び込んでしまいました。猫達は食後に見せる毛づくろいもできません。
危険な日もありましたが・・・なんとか猫達も無事でしたので、何よりです。
9月12日の雨降る肌寒い日に捨てられた子猫も、ほんの少しの注意力が欠けていたら救えなかった命かもしれません。いつもの
世話の後、後片付けをしている時に、何か、かすかな声がしたのです。野鳥も多いので、鳥の鳴声かと思う時もあります。耳を澄まして待ちました。するともう一度鳴声がしました。もしかして・・・
あたりを見回し、声のする方を探し回りました。なんと、猫達の小屋の中の奥で小さくうずくまっていました。子猫は怯えて激しく威嚇してましたが、それでも手を伸ばして触ると・・・人の家で産まれた猫は手が触れると同時に安心するかのようにおとなしくなります。
雨が降る日は人が殆ど来ないので人目につきませんので遺棄する
人間にとって好都合なのです。そして仕事が休みの土日も捨てられる事が多いです。12日は土曜日で雨でした。
猫小屋の中に放り込んで捨てる人間・・・子猫だけでなく、年老いて病気で瀕死の猫も捨てられた事があります。他にも死体も投げ込まれた事もあります。数え切れない命を粗末にされました。
一番悔しいのは、訳も分からず捨てられる猫達本人でしょう。
虐待する人間、遺棄する人間・・・どれも人間。
その人間達の犯す罪に対する意識が変わってくれるには
どうすれば良いのか、それを考える事が大事だと思います。
子猫を私が気がついて助けれたのは、子猫が鳴いてくれたお蔭です。一瞬鳴くのが遅ければ、気がつかずに移動していたかもしれないのですから。子猫が捨てられたのは一匹であったかどうか・・・
もしかすると兄弟もいたかもしれないのです。毎日それも気になって注意して見ているところです。
本日(24日)、子猫を病院に連れて行きました。
風邪も完治してましたので、子猫は健康そのものです。
★子猫は♂の生後3ヶ月位です。
血液検査の結果、Felv/Fiv どちらも陰性でした。
駆虫済(レボリューション使用)、3種ワクチン接種済
体重は現在850g、トイレ躾済、正常便 です。
とても懐いていますので、触られると喜んで甘えます。
食事は現在、子猫用ドライフード、ウェットタイプどちらも好んで食べてます。とても元気です。
良い飼い主さんと巡りあえますよう、幸せになってくれる事を
心から願っております。
みなさん、いつも温かく見守ってくださって
心から感謝いたしております。有難うございます。
小西美智子
mm 2009.09.24(木) 23:58 修正
人の意識が変わるのは本当に難しい事ですよね...
そういう日が来るためにも出来る事から始めたいです。