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タマ猫日記~395

2009.12.04

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 東京都昭島市の河川敷に向かいました !
ここにもおぃちゃんやおばちゃん達が30名位いらっしゃいます。そして、多摩川全体では900人余りの方が暮らしておられます。
今日はもう10年以上お付き合いのあるおぃちゃんの所にも行きました。今は犬(♂・ジョン)を一匹飼っていますが、以前は犬も猫も面倒を見ていました。
 おぃちゃんには何も言わずに1枚のポスターを手渡しました。おぃちゃんはそろりそろりと広げて見るうちにポスターに印刷してある犬を見たとき、大きな声で「ケン。」と叫んだのです !

 そうです !「犬と猫と人間と」のポスターになっている犬のケンと猫のトラはおぃちゃんが飼っていたのです。ケンはとっても賢くて素晴らしい犬でした。トラも愛苦しくてケンの傍を離れることはありませんでした。ケンは06年2月14日に老衰(18歳)で天に昇りました。
1匹になったトラは07年6月に突然姿を消し、行方不明になってしまいました。当時おぃちゃんの小屋の傍らにはケンのお墓がありました。「ケン ここに眠る 長いあいだ ありがとう」と書いてあります。でも、このお墓はその後の河川の増水や雨風で今はもうありません・・
 おぃちゃんは両手にポスターを抱いて当時の思い出をいろいろと話してくれます。最近は体も弱ってきて体力に自信をなくしているようでした。ひとしきり話した後、私はポスターに採用されたお礼を包んで手渡して帰りました。
 私は当時からケンやトラといっしょに河川敷で暮らすにあたっての苦労を知っています。3日間くらい何も食べてなくても私だけにはいつも笑顔で対応してくれました。
別れ際には本当にすがすがしい笑顔で見送ってくれました。
そんなおぃちゃんに背を向けて帰るときは涙が出ました。

 このポスター(チラシも)を見たことのある方はそんな事も思い出して頂ければ幸いです。河川敷に生きた証です。
 明日から川崎市アートセンターにて映画の上映と多摩川の猫の写真展が始まります。河川敷に棲む猫たちの事ががいちばん伝わるのが写真展です。是非、彼らのメッセージを真正面から受け止めてやって下さい。お願いします。