2014.07.02
ボーに会うのは約一ヶ月ぶりです。私が通りがかるといつの間にかどこかから出て来ました。物音が聞こえていたので、おぃちゃんも藪の中のテント小屋にいるようでした。
唐突に「いや～、最近はトカゲの巣になっているよ」と言います。訳を聞くとボーがおもちゃ代わりに捕獲してきた生きたトカゲを持ち込んでは離すので、小屋の中のあちこちには複数のトカゲが棲みついているのだそうです。ボーはそれを毎日何回も繰り返すので、かなりの数のトカゲが小屋の中で迷子になっているようでした。
おぃちゃんの所には夕方になると約２週間ほど前から捨てられた親子と思える猫が４匹やって来るようになったのです。河川敷のこの場所の前後(上～下流側)にはいなかった猫ですから、親子で遺棄されたことに違いありません。
「可愛そうだから」とおぃちゃんはボーのご飯を４匹に分けてやっています。ボーは賢い猫です。自分のテリトリーに侵入して来る新顔の親子猫に対しても威嚇することなく冷静に、そして穏やかに見据えています。
今日はママチャリで約25kmの移動でした。
墨詩家 かとうしこう様の書