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タマ猫日記~892

2014.10.03

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ここ最近、生後2ヶ月前後の子猫が多摩川の各所に捨てられているのが目立ちます。今日立ち寄ったおぃちゃんの所にも3匹捨てられています。1匹は間もなく猫好きの顔見知りの男性が飼ってくれることになったのですが、2匹はおぃちゃんの元に居ます。
こうして心ある方に発見された猫だけでもかなりの数です。多摩川においては発見されても見て見ぬふりをする人もいれば、誰の目にも付かないまま死んでいく猫の数が圧倒的に多いはずですから、平気で猫を遺棄する人の数がいかに多いかということです。
人によれば広い意味での日本の動物事情は欧米他の諸外国と比較して100年遅れていると言う方もいるようですが、それを簡単に否定できない現実がこの多摩川にはあるのです。

おぃちゃんはこの度の台風18号を懸念して猫たちの避難場所を確保していました。少し高い場所にベニヤ板で床と壁を作り、個別の猫小屋をいくつも積み重ねる作業をしているところでした。
そして、おぃちゃんは一休みする間もなく手に入れた「動物遺棄禁止」の看板を人目につく場所に取り付けていたのです。

東京都調布市~狛江市~世田谷区を移動しました。これからは特に捨てられて間もない子猫たちのケアや保護にも気配りしながら巡回をしていきます。