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タマ猫日記~944

2015.04.02

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春霞の多摩川は空気がぼんやりとかすんで僅かな暖かさがありました。冬の間はなにもかもがずっと乾燥していただけに、ほどほどの心地よい湿気を感じることができました。しかし、暖かくなったといってもそれは市街地での話。多摩川の場合は天気の良い日の日中だけです。朝夕、夜はかなりの寒さがこの先続きます。

シャミやコビン・ボン達も元気でした。ご飯の時間になると一斉に並んで待っていてくれます。他の場所では昨日は欠席していた茶白の猫も出てきました。他を気にしながらやや落ち着きのない素振りを繰り返すので、猫通しの関係や通行人などを気にしているのでしょう。
ダイコもそれなりにやり過ごしています。小屋の中が大好きで外に出ることを好まない猫です。しかし、おぃちゃんは言います「奥さんか小西さんが自転車で通りがかるだけで飛び出して行っちゃうんだよな~、他の人が自転車で通過してもピクリとも動かないのに」と頭をかしげていました。
ダイコの所に行ってもおぃちゃんがちゃんと面倒を見ているので、支援物資をお渡しすることはあっても給餌をすることは決してありません。それなのに出て行くので不思議なのでしょう。

ニコ(♂)も川べりでくつろいでいました。でも、ニコのおぃちゃんは強風に何度も何度も吹き飛ばされるゴミを一生懸命に追っては片づけていたのです。多摩川でバーベキューをした若者が残飯はおろか焼台やシート・他、その一式を放置したまま帰って行ったようです。おぃちゃんは所定のゴミ捨て場まで運ぼうとしているのです。こうしたマナーの悪い人達の後片づけをしているのは多摩川のおぃちゃんなんです。食うや食わずの日々を送っている人たちにこうした負担をかけて欲しくはありません。
襲撃や窃盗・殺人などが横行し、犬猫も同じような目に合されるのが多摩川河川敷の現実なんです。要するに「弱いもの虐め」なんですね。
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追記・・・不徳の至すことから火傷を負ってしまった足のことをご心配して頂いて本当にすみません。なぜか ? 火傷をしたのは我が家のカミさんだとお思いの方も多いように感じる今日この頃です。しなくでも良い火傷をしたのは小西修です。
もう少しで3ヶ月になりますが、少し傷口が小さくなったかなという感じで、いまだに表面は生傷のままの状態です。負担をかけると患部を細い針で刺されるような痛みがあります。一時期は歩行困難で通院が2日ごとでしたが、今は週2回ですのでその分は良くなったのでしょう。・・・多摩川の風景が視野に入るといつも痛みを感じなくなるので、これは不思議だと自分でもそう思います。