2024.10.21
巡回の最後にタゴのおぃちゃんの所に立ち寄ってみました。ひょっとするとお昼寝の時間と被ってしまい、今日はお顔は見れないかもと思っていたところでした。私が「運良く会えましたね」と言うと「昼寝をすると夜に眠れないから」とここ2~3年の習慣を変えることにしたようです。
シロ(♀)が多摩川を卒業して久しくなり、チビだけになって「寂しくはなったけど幸せに暮らせるのなら」と割りきっているようでもあり、多少は心残りでもあるような表情でした。
チビ(♂)は歳のせいもあって穏やかです。以前におそらく何者かによって連れ去られ、行方不明になったことがあります。それから3年半という月日を経て、なんとチビがどこからか奇跡的におぃちゃんの小屋まで戻って来たのです。
さらに、それからしばらく経った頃には縁あって新たな飼い主の元に貰われていったのですが、多摩川では大人しいチビも新居では連日激しい夜鳴きを繰り返したことにより、またおぃちゃんの元に返されてきたのです。
そのときにおぃちゃんは「分かったよ、もう死ぬまで離さないからな」と言い可愛がっています。夜になれば土手を越えてご飯を食べに通って来る猫が3匹いますが、おぃちゃんにとっての最後の猫がチビになるんだろうと私は思っています。