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記事一覧

多摩ねこ日記~2235

2025.01.01

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対岸で支援回りを終えたあとにマダラ達の所に立ち寄ってみました。正月ということもあって親子連れの多かった河川敷では特に子供の声と動きを嫌う猫にとっては姿を見せずに身を潜める猫の多い今日一日でした。
しかし、ここではテリトリーそのものが人目に触れない場所なので、マダラ達は静かに落ち着いて過ごしていました。普段から落ち着きのないトラでさえもこの時期としては暖かい日差しを浴びてのんびりと過ごしていました。

食べ終えるといつも鉄砲玉のようにどこかに消えてしまうオテンバも貴重な西日を楽しんでいるようでもありました。でも、午後3時を過ぎた頃には河川敷では急に冷たい風が吹きつけて河原での親子連れも足早に帰路につき、あっという間にそれらの姿は視界から消えていきます。
午後はおばちゃんからご飯を貰い、夜間はおっちゃんのテントの中で3匹は過ごします。今の多摩川の所々にはキンカンがたくさん実っていてよく熟れて食べ頃です。

多摩ねこ日記~2234

2024.12.31

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麺類などの食品や温かい上下の下着・使い捨てカイロ・風邪薬・他をお配りしながら河川敷を約33kmほどを自転車で回りました。お正月、5月の連休、お盆前後はアルミ缶・貴金属などの買い取り業者が休みでおっちゃん&おばちゃん達にとっては実入りがなくとても厳しい時期になります。風邪をひいた方もいらっしゃいましたが、他は皆さまそれなりにお元気そうでした。

出直してクー(♀)のいる所に行きました。こんもりと茂った林の中から、スッといつの間にか自然体で姿を見せたクーは寡黙に食べ終えるとまたハウスのある方向にいったんは消えましたが、移動を始めると私たちの後を着いて来ます。
フードが物足りないのかと思いきや、そういう訳でもなさそうで少しの間はそばに居ましたが寒いのでハウスのほうに帰って行きました。

冷たい空気のなかナミ(♀)も元気でよく食べて太っています。朝の体感はマイナスになり飲み水も凍ってしまいますが、テリトリーを移動しつつ関係者さんの気配を敏感に察知しては姿を見せてくれます。

多摩ねこ日記~2233

2024.12.29

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パンダ(♀)のいる林に向かいました。今朝は姿を見せなかったということでしたが、それだけに午後はほぼ指定席で待機してくれていました。風さえなければ折り重なった枯葉の上は意外と温かいようです。ゆっくり食べた後は交換してもらったカイロ入りのハウスに入ると思いきや、人目に付きやすい場所に出て来てしまうのでその事を心配しています。

哀愁漂うゴン(♂)も健在です。歳のせいで右目は白濁して見えませんが、事故も病気もなく平穏に過ごすことができています。先人からご飯をもらったからか、今日は少し食べるとすぐに Uターンして水を飲み終えると工作物の影に姿を消してしまいました。

多摩ねこ日記~2232

2024.12.26

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タゴのおっちゃんの所に立ち寄りました。小屋の中を冷たい川風が吹き抜けないように大きな布で塞いで暖かくしての晩酌の最中でした。チビは手製のベッドの上のど真ん中を陣取って私たちの話声に耳を傾けているかのように、ときどき振り返ってはこちらに視線を送っていました。

チビの相棒だったシロ(♀)は縁あって家猫となり早7ヶ月が経ちます。そんなシロのことや過去にこの場所に居たことのある数えきれないほどの数の猫の話なども含めての世間話に花が咲きました。
チビの好物の缶詰とドライフードを手渡して次に移動しました。

対岸では暖かい上下の下着やソックス・各種食品・他をお配りしながら徒歩で移動しました。とある方は「世間はクリスマスだなんて浮かれてるようだけど我々はクルシミマスだよ」と言いながらも品物を手にとって嬉しそうでした。他人(ひと)の笑顔を見るとこちらも嬉しくなれます。

多摩ねこ日記~2231

2024.12.23

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気持ちの整理ができぬまま雑用・他に追われておりましたが、12月20日AM5:00頃にニコ(♂)が息を引取りました。ニコは2010年に生後3カ月位のときに60代の女性に見捨てられた猫でした。多摩川で発見した我が家のカミさんがしばらくの間は相棒のジッポ(♂)と共にお世話を続けていました。

やがて、そばで暮らしていたおっちゃんと同居し可愛がられることになりました。その後は長年に渡りおっちゃんとの二人三脚の生活が続き、その間もカミさんは猫のお世話の最後にはニコの所に欠かさず立ち寄っておやつを差し出していました。

川べりに集まって来る釣り人などにもニコとおっちゃんは人気者でしたが、2022年9月30日におっちゃんは急逝されたのです。その翌日の深夜にニコを保護したカミさんは病院で健康診断にかけた結果は腎臓の数値がかなり良くないとの事でした。
その後は療養食を利用しつつ、不定期に検査もしていました。11月になってから体調を崩し食欲をなくし、以来カミさんは自宅で点滴を続けたり、昼夜問わずの渾身的なケアと介助を続けていましたが、遂にニコは力尽きてしまいました。

ニコは2017年の台風時の増水で濁流に流されたことも含めて、何度かの奇跡をのり越えて生きてきた猫でもあります。ニコに関しては直接会ったことのある方、そうでない方も含めて多くの方々が関心をもって下さいました。波乱万丈でもありましたが、そのぶん多くの方々に愛された14年間の生涯でした。
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ニコの絵はどなたが描かれたのかお名前までは存じませんが、映画に登場したニコに魅せられた画家さんの油絵の作品だそうです。

多摩ねこ日記~2230

2024.12.21

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電車からの50分ほどの徒歩でぺケ&ハコの所に行って来ました。午前中に Oさんが久しぶりにハコを病院に搬送した後は河原に戻ってぺケといっしょに過ごしました。今は腎臓の数値を抑えるための投薬のみになっています。
ハコの体調はとても良くなっている様子です。「すっかり体力が回復してハコは5歳くらい若返ったようだ」と Oさんから聞いていましたが、足の運びや動きそのものがとても軽快で、これまでの見慣れたハコの動きとは異なる若々しい動作で「5歳くらい・・」というのはけっして大袈裟な表現ではありませんでした。

これまでは Oさんのご自宅からの通院でしたが、昨今は毎日のお世話をされている Hさんのお家から昼間だけ多摩川の住み慣れたエリアに毎日通ってぺケといっしょに過ごし、夕方にはまた Hさんのご自宅に戻ります。
ハコにとってこうした生活の変化によるある種の刺激が若返りの原因なのか、食欲旺盛でとても身軽で爽やかな動きをしています。

多摩ねこ日記~2229

2024.12.19

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久々にガツコ(♀)の所に立ち寄りました。2023年6月頃より天疱瘡(てんぼうそう)の症状が左耳に出るようになって久しいものの、酷くなる前に投薬を繰り返していましたが、今はとても落ち着いているようでした。
天疱瘡は不治の病で自らの体の細胞組織を壊してしまう病気です。ガツコの場合はそれが左耳の傷として見受けられ、個体差によっては強い痒みや出血を伴うものですが、ガツコの場合は幸いなことに痒みはなく、以前のような出血も収まりガツコ自身も気にする仕草を見せることなく過ごせています。

それ以外はよく食べてとても元気です。今日はガツコの所にいつも立ち寄る散歩犬のダイフク・ノリ・クルミ達とも会えました。貴重な昼間の日差しの中で嬉しそうに走り回っておりました。

多摩ねこ日記~2228

2024.12.16

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ノッポ(♂)&ムギ(♂)の所に行きました。今年もここでは猫にとって特に大きな問題もなく過ぎようとしています。しばらく待っていても姿を見せなかったノッポでしたが、付近をゆっくりとパトロールしていたようで私が帰る直前にひょっこりと戻って来ました。

普段どおりにノッポもムギも朝~午後~夕方にはしっかりと食べているとの事で変わりなく過ごしています。穏やかな性格のムギは廃屋の中に敷かれた毛布がお気に入りのようで、そこでずっと大人しくしておりました。

好天が続く関東ですが、今の河川敷は午後3時頃になると急に寒くなって冷たい風が吹くので、時計を見なくてもある程度の正確な時間は分かります。おぃちゃんも変わりなくお元気そうで何よりでした。

多摩ねこ日記~2227

2024.12.08

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多摩川最南端で暮らす猫たちの所に立ち寄りました。複数匹の猫が同じエリアにいますが、風が冷たいこともあってその殆どはハウスの中に入って休んでいます。冬の到来を前にした猫は食欲旺盛です。夏場の2倍以上の量をペロリと平らげて脂肪を付ける準備をしています。

先月から治療入院、そして今は通院と投薬を続けていたハコ(♀)の経過は順調との連絡を頂いています。歯槽膿漏・顎の下が化膿し穴が開く・貧血・腎不全・食欲不振などの症状がありましたが、今現在はいずれも回復して腎臓の数値もかなり良くなっているとの事。

顎の傷も小さく縮んで、塗り薬を使い切れば終了の予定だそうです。
残るは数値の良くなった腎臓をそのままに保ち、悪くならないための薬をもう少しの期間続けるのみということです。

今日は主に河川敷に暮らすおぃちゃん&おばちゃん達にお渡しする物を持参で自転車を走らせました。奇特な方からのご支援を頂戴した品々ですが、温かい上下の下着・ソックス・乾麺類・袋麺・お米などの他に手袋・風邪薬・湿布薬・歯ブラシ・タオル・みかんなどをご希望に合わせてお渡ししつつ移動しました。

多摩ねこ日記~2226

2024.12.05

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おっちゃん達への支援回りを終えた後でパンダ(♀)他がいる所に向かいました。一時期は通行人に目立つ場所に出ていて、私たちは何度も肝を冷やしたものですが、今日は人目にはつかない安全な場所での給餌で安心することができました。
意外と小食だったので、先の給餌便の方からのフードを食べて間がなかったからでしょう。

老猫のゴン(♂)も哀愁を漂わせつつ頑張っています。精悍な若い頃と違い、すっかり味のある手のかからない猫として暮らしています。
手作りのフード、他を食べ終えると、また茂みの向こうに姿を消していきました。

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