2025.03.24
巡回しているうちにムギ(♂)のいる場所も近いので立ち寄ってみました。河川敷では何かの催し物の最中のようで、ムギのいるそばでは何人もの子供達が大声で騒いでいました。
そんな事もあって猫の姿はありませんでした。しばらく経った頃に徐々に子供達の姿が遠のいて辺りは平静を保つほどにいつもの静かな河川敷に戻ったのです。そう気付いたと同時にムギが遠くにある金網の柵の向こうから走ってこちらに戻って来ました。
ムギは安心したようにおぃちゃんの周りやテリトリーをのんびりと散策した後はお気に入りの廃屋のそばで休んでいました。仲間の猫のノッポ(♂)は縁あって新たな飼い主さんのもとに旅立ったとの事で、それはそれで喜ばしい事と私も安心しました。
電車を乗り継いでアカリ(♀)のいる所まで移動しました。肌寒い河川敷でしたが、アカリはまたもや自分のテリトリーを離れて他の猫のいる所まで遠征して来ていました。
食べる物は欠かさず充分に貰っているはずなのに、アカリは去年からそうした行動をとっています。私の足元に着いて回るので焼かつおのおやつを差し出すと喜んで食べてくれましたが、この後の給餌の方を期待して待つのが目的だったのか、見晴らしの良い場所に移動して右に左にと辺りに視線を配っていました。