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記事一覧

多摩ねこ日記~1991

2023.03.15

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移動の途中にタマ(♀)のいる所を通りがかったとき、まだ給餌の時間には早いと思える時間帯に姿を見せて佇んでいました。元々障害物の多い場所でもあるので表に出て日差しを浴びたかったようでした。

徒歩で移動してクロベエ(♂)のいる場所に着きました。昨今はあまり姿を見かけなくなりましたが、これは殆どが夕方から夜間に活動することの多い猫なので、姿が見えたのは珍しいことです。お世話をしているおぃちゃんによると元気にしているとの事でした。

延々と歩きつつ土手のそばで生きる複数の猫の様子も見ることができました。そのエリアに居る猫の全員が「寒い冬をのり越えた」と聞きましたが、多摩川では来月中旬を過ぎるまではかなり寒い日があるものです。今日あたりの夜も河原は随分と冷えると思えます。

国交省が管理する「二ヶ領せせらぎ館」では多摩川に関係した淡水魚や草木・小鳥・水鳥, 他の資料が展示されていますが「たまずん」と名付けられた黄色いナマズが人気のようです。

多摩ねこ日記~1990

2023.03.11

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おぃちゃんの小屋の中に引きこもる時間が長く、それが一因なのか !? かなりの数のノミが付いていると聞いたクロクロ(♀)のためにノミ駆除の薬を持参して向いました。
もう何ヶ月かその姿を見ることができていないので、今日はおばちゃんに薬を預けて帰るつもりでいたのです。

ところが、なんと私の到着と同時にひょっこり草むらから姿を見せ、真っすぐに私の方に歩いて来たのです。これにはビックリ ! まるで薬の到着を期待して待っていたかのよう ?
数ヶ月ぶりで会えたクロクロには手早く薬を塗布することができました。その後もしばらくは餌場でゆっくりと過ごしていました。

いつも行ったり来たりの忙しいトラ(♀)もその度に小分けに何度も食事を摂ります。草むらから出入りを繰り返していたトラは、そのうちに犬の散歩が近づいて来てからはそれっきり川べりの藪の中に消えたままになってしまいました。

多摩ねこ日記~1989

2023.03.09

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巡回の途中にレオのおぃちゃんを訪ねました。いつも現場が近くなるとレオが鳴きながら迎えに来てくれるような仕草で姿を見せると、また引き返しておぃちゃんがいる所まで案内してくれます。

いつも丁寧過ぎるほどのスキンシップをしてもらってレオはその点では毎日が満足そうです。おぃちゃんはレオの背中やお尻を結構強めの力でポンポンと叩き続けます。それが終わると今度はレオを空中に放り投げては受け止めます。ふざけてやっている訳でもなく、レオは事前にそれを欲求して待ち構えている猫です。

ブラッシングや歯の掃除も時間をかけてまめに行われていて、レオがそれらをとても喜んでいることが伝わってきます。多摩川では一番の巨漢ですが、今日はさらに大きくなっていると実感しました。

徒歩で数km 移動してゴン(♂)のいる林に向かいました。相変わらず給餌のときは「次は違うフードが出てくるのでは」と期待するのか ?
いろいろな種類のものが食べたいようでずっと人に着いて来ては食べ歩きを繰り返します。とれあれ、レオもゴン・他も平穏で安心して河川敷を後にできました。

多摩ねこ日記~1988

2023.03.07

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前回、訪ねたときにマダラ(♀)が後肢を引きずっていて、何者かによって棒のような物で叩かれたりしたのでは ? という話になっていました。そんな事もあって巡回中に立ち寄ってみました。

その時点では大ケガでも骨折でもないのでそのまま様子を見ることにしたのですが、今日はまだ完全な歩行ではないにしろ凝視しないと歩行の不自然さが分からないくらいに治癒していました。河原のおばちゃんとも今後はもう特に心配する必要はなさそうだというお話をしました。

トラ(♀)は私が現場に着いたときにはすでに食事を終えてそそくさと姿を消していたので会えませんでしたが、オテンバ(♀)は何度も餌場と草木の茂みとの間を行き来していて、何事もないのに勝手に忙しそうでした。おばちゃんは「顔を拭かせてくれない猫だから汚いのよね」と笑います。

ここにはもう1匹クロクロ(♀)がいるのですが、去年の秋頃から今まで居たテントのすぐ隣の小屋のおぃちゃんの所が気に入ったようで以前のように餌場にまで来ることは滅多になく、小屋の中に引きこもっている時間が一日のうちでとても長いそうです。私も長くクロクロの姿を見ていません。

おばちゃんが言うには、それが原因でクロクロにはノミがいっぱい付いているとの事でした。
ノミはある程度の周期で産卵をすると一気にその数を増やしてしまうので、ノミ・ダニの駆除のために近々にまた伺う予定です。

多摩ねこ日記~1987

2023.03.05

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ご無沙汰していたチビ(♀)他がいる所に直行しました。給餌の時間を心得ている猫はその直前からそわそわとしながらもそれとなくスッと速やかに姿を見せます。

チビも生い茂った草木の隙間から私たちとは別方向から同時に出て来ます。相性の合わない猫が来てチビが逃げてしまうことも多々あるので、関係者さんも急いでフードを差し出して食べさせます。もし食べそこなうと翌日の朝までは食べられないのでその点は気遣いがあります。
高齢のトラ(♀)も変わらず元気です。少し遠目に見るといつも若く映る多摩川最高齢の猫です。ウェットも食べますがドライフードが大好きで今日もゆっくり時間をかけて食べてから姿を消して行きました。そばの林の中では誰が植えたのものなのか河津桜が満開でした。

多摩川のとある一角で長年暮らしてきた猫たちの捕獲が去年12月下旬頃から行われてきました。過酷で危険な屋外での生活を卒業させてシェルターに移ってもらい、優しく責任感ある飼い主さんを探すための関係者さん達の想いです。
捕獲作業はほぼ順調に進んでいきましたが、最後のフーサバ(♂)になったときに仲間の猫はいなくなり、周囲の雰囲気の変化が原因なのか、フーサバに今までになかった警戒心が芽生えたようで捕獲が難しい時期が続いていました。

これについては私も相談を受けて私なりの捕獲の方法などを提案させて頂きました。そんな訳で私も心配しておりましたが、昨日フーサバを無事に確保できたとの連絡を頂戴できました。
今頃フーサバはシェルターでかつての仲間と久々に顔を合わせていることでしょう。
ガッチャン・シャトン・他、全7匹が多摩川から離れていきました。

多摩ねこ日記~1986

2023.03.03

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電車と徒歩でマークンの所に行ってみました。年齢までは定かではありませんが老猫になってから遺棄された猫ということもあって当初から誰もが気の毒だと口にしていました。
そんなマークンも多摩川での2度目の冬を過ごしました。幸いなことには当初から食欲が旺盛なこと。やはり食べることは大事です。穏やかな猫ですが、あちこち移動して食べ歩くので他の猫に煙たがれることもあります。

約10kmほど移動して滅多に会うことのできないユウタロウと遭遇できました。見知らぬ人には距離を置くので虐待などの心配はないのですが、何者かが猫のために・・と思ってか ? 痛みかけた魚の干物や揚げ物用の痛んだ小魚などを通りがかりに置いて行くので下痢をしてしまうことがあるそうです。
相棒のコウタロウ(♂)の姿は見えませんでしたが、夜遅くになればどこかから帰って来るそうです。

多摩ねこ日記~1985

2023.02.28

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関係者さんから連絡を頂いていたこともあり、久々にぺケ&ハコ&ハナグロの所に出向きました。ハナグロ(♀)はこの場所に去年加わった猫ですが、10年以上同じエリアで暮らしを共にしてきたぺケ&ハコとは相性が今ひとつのようです。
それでも、3匹は隣り合ったハウスで夜を過ごし、無意味な争いにまでは発展しません。とにかく猫は元気で過ごしていました。

しかし、困ったことに以前からの嫌がらせが若干頻繁になってきたようです。今年になって8~9回目といえば平均すると週一のペースで何らかの嫌がらせがあるようです。
今日、伺ったときは大きめの猫ハウスに雨除けのシートが被せてあるのですが、そのシートに棒(枯れ枝)でつついた無数の穴が開けられていました。雨が降ればたちまちハウスの中が水浸りになり、そのまま放っておけばカビてしまいます。

すでに補修はしてありましたが、犯人はその手口から以前からの人物に違いないという確信がありつつも、辺りの見晴らしが良すぎる点から犯人の証拠を掴むことが大変に困難な現状だということは以前にも書いたことが何度かあります。

そんなこんなで、ここではもう8年も前からそうした嫌がらせが続いているのです。私どもがある程度の姿を隠せる場所があれば張り込みをしていればいつかは証拠を上げることもできるのでしょうが、それができない事が残念です。
不幸中の幸いというか猫に危害がないので、関係者さんは壊された物についてはその度に修理するしかないという気構えでおられますが、それでも気分的には相当に嫌な思いをされている訳です。

多摩ねこ日記~1984

2023.02.24

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ガツコ(♀)&クロトンの所にも立ち寄りました。クロトンの人目に付かない林の中での暮らしも早4ヶ月になります。ある日突然屋外に放置されて寒い時期を過ごしていますが、カイロ入りのハウスを利用しているので風邪もひいていません。
多摩川の猫の中には絶対的にハウスに入らない猫もいるので、そうした猫にとっての冬の河原はさぞかし寒さ厳しいはずです。

クロトンの人に対する警戒心が解けるには当分先のことになるでしょう。遺棄される以前に飼い主から虐待を受けていたと見とれる猫も多摩川では多いことから、クロトンもそうした事のある猫かも知れません。

穏やか過ぎると言えるほどのガツコは真夏の暑い時期を除いては欠かさず良く食べて排泄も良好です。今日も信頼のおける方に対しての甘え方は半端ないものでした。

多摩ねこ日記~1983

2023.02.20

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タゴのおぃちゃんの所を伺いました。17(金)にお邪魔したときに見たチビ(♂)がやけに痩せて見えたのと、お声がけしても布団を被ったまま返事もなく、無理に起こしても悪いのでそのまま帰宅したのです。

当日は普段とは違和感を感じたので今日再び訪ねてみました。フードが工面できていないのでは ? おぃちゃんは体調を崩しているのでは ? といったような不安が私にあったのです。

今日はラジオの音が鳴ったまま布団を深く被って寝ている様子でした(お顔は未確認)。お声がけしても返事はありません。取り合えず持参したフードからチビとシロ(♀)に食べさせてみました。特に飢えているような食べ方ではありませんでした。

先日と今日持参したぶんで仮におぃちゃんがフードを調達しにくい状況と仮定したとしてもしばらくは大丈夫です。そんな訳でそのままおぃちゃんを無理に起こさずにその場を離れました。

少し時間が経った頃に今日おぃちゃんと電話で話したという方からの連絡を頂きました。普段と変わらずお元気だったとの事でひとまずは安心しました。
過去の経験から、猫の様子を見てその方の様子(体調の変化)が悪化していたという事案もあったので気になったところです。予期せぬことはある日突然起こるもの。
余計な心配で済んだものならそれも良し。

しばらく移動してフウタ(♂)の所に立ち寄り、不足がちだったフードを差し入れしました。フウタは変わりなく元気で過ごしているとの事で暗くなる前に河川敷を後にしました。

多摩ねこ日記~1982

2023.02.16

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ムギ & オコは最近はまめに姿を見せて食べています。以前は姿を現さないこともあって、それならばと後で食べれるように置きエサをしていた時期もありました。
そうなると、今度は周辺にタヌキが滞在し始めてムギ&オコが怯えてその場を追われかねないという事もあって、置きエサをしないことにしています。それでも姿を見せないと次の日の朝までは食べれないので関係者さんにとっても心配です。
ときどきそんな日もあったのですが、昨今はちゃんと出て来てしっかりと食べています。

ムギも人に対しての警戒心が若干ありますがオコはかなり顕著にあります。いつも30m ほどの距離を置いて様子見をしていますが、健康状態に問題はないようです。
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近場にムギ(♀)という同名の猫がいたことから、ムギ2(♀)と表記していましたが、先住のムギは現在は保護されて多摩川を離れていますので、今後は「ムギ」と表記します。

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